HSS型HSPの矛盾をいかす生き方 |好奇心と繊細さを、両方生きる

HSS型HSPが自分らしい道を進むイメージの木々に囲まれた道 生き方・選択

HSS型HSPは矛盾を「解消するもの」だと思っていないか

ここまで、HSS型HSPという
矛盾した気質について、
3回にわたって書いてきました。

気質を知り、やりたいことは
動きながら輪郭がはっきりしてくる
と気づき、

わかっただけで終わらず、
小さく動き出す。

ここまで来ると、次に頭に浮かぶのは
「この矛盾した気質を、何とか克服できないか 」
という考えかもしれません。

好奇心と繊細さ、
この矛盾さえなければ、
もっと楽に動けるのに。

そう思うのは、自然なことだと思います。

でも、この記事で伝えたいのは、
その逆です。

矛盾は、消すものではなく、
いかしていくものなのです。

矛盾は、いかすための前提

矛盾を解消しようとする発想そのものに、
実は無理があるのだと思います。

好奇心と繊細さは、どちらも
生まれつき備わっているものです。

片方を消そうとすることは、
自分の一部を否定することと同じです。

そして、そう簡単に消せるものでも
ありません。

消えないものを消そうとし続ける
ことこそが、苦しさの正体だった
のではないでしょうか。

矛盾を解消するのではなく、
矛盾があることを前提にして、
その上でどう生きるかを考える。

順番を変えるだけで、
見える景色が変わります。

HSS型HSPが好奇心と繊細さを両方生きるとは

両方を生きるというのは、
好奇心と繊細さを綱引きさせる
ことではありません。

これまでは、好奇心が「行け」と言い、
繊細さが「待て」と言う。

そのせめぎ合いの中で、
自分の中が相反する思いに引っ張られ、
混乱する感覚だったかもしれません。

でも、両方を生きるとは、
この2つをうまくいかすということです。

繊細さがあるから、好奇心のままに
勢いだけで突っ走ることがない。

好奇心があるから、繊細さに縛られて
動けないままで終わることもない。

たとえば、「やってみたい」と思ったら、
まず一度進んでみる。

その後で、繊細さからくる
自分のセンサーを使います。

なんとなくしっくり来ない。
なぜか引っかかる。

そんな感覚があったら、
そこで終わりにするのではなく、

一度自分の内面をじっくり
観察してみるのです。

一体、何がしっくり来ないのか。
何に引っかかっているのか。

その感覚を丁寧にたどっていくと、
自分は本当はどうしたいのかが、
少しずつ見えてくることがあります。

好奇心で動いて、繊細さで感じ取る。

どちらかを抑えるのではなく、
両方を使いながら、
自分の進みたい方向を見つけていく。

これが、HSS型HSPの矛盾をいかす
ということなのだと思います。

好奇心と繊細さ、この矛盾を抱えている
HSS型HSPだからこそ、

ひとつの方向だけでは
見えないものに気づき、

自分なりの道をつくっていく
ことができるのです。

シリーズを振り返って

①では、矛盾した気質そのものを
知ることから始めました。

②では、その気質を理由に
立ち止まっていた自分に気づき、

やりたいことは動きながら
輪郭がはっきりしてくると書きました。

③では、わかっただけで終わらせず、
見えないままでも小さく動くこと
について書きました。

知る、活かす、動く、そして生きる。

ここまでの3回は、すべてこの4回目に
つながっていました。

矛盾した気質は、克服する対象でも、
我慢して付き合うものでもなく、

そのまま自分らしく生きるための
土台なのだと思います。

結び

好奇心と繊細さ、そのどちらも
手放さなくていいのだと思います。

矛盾を抱えたまま、動くときは動き、
立ち止まるときは立ち止まる。

それも含めて、自分らしく
生きていくことが、

HSS型HSPならではの
生き方なのではないでしょうか。

もし今、ここまで読んで、
自分の中の矛盾とどうつき合って
いけばいいか、

一人で整理するのが難しいと感じたら、
モニターカウンセリングという場もあります。

答えをお渡しするのではなく、
すでにあなたの中にあるものを、
一緒に整理していく時間です。

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