HSS型HSPが一歩踏み出せない理由|「わかった」で終わらず動き出すために

HSS型HSPが一歩踏み出すために本を読みながらコーヒーを飲むイメージ 生き方・選択

HSS型HSPは「やりたいことが見えてから動く」と考えやすい

前回、「やりたいことは動きながら
輪郭がはっきりしてくる」と書きました。

(👉 HSS型HSPの本当にやりたいことは、気質を理解した先にある

でも、正直に言うと、私も今すべてが
はっきり見えているわけではありません。

HSS型HSPという気質を理解して、
少しずつ動いてきた今も、

「これが本当にやりたいことだ」

と胸を張って言い切れる瞬間
ばかりではないのです。

きっと、同じように感じている人は
多いのではないでしょうか。

「やりたいことが見えたら動こう」
と思っているうちは、
ずっと動き出せないのかもしれません。

見えてから動く。

順番としては、とても自然に思えます。

確信が持てないまま動くのは怖いし、
無駄になるかもしれない。

そう感じるのは、
繊細さゆえの慎重さだと思います。

でも、この「見えてから動く」
という順番そのものが、

実はブレーキになっていることがあります。

見える日を待っている間に、
ただ時間だけが過ぎていく。

好奇心が「気になる」と
サインを出しているのに、
繊細さが「まだ早い」と押しとどめる。

この綱引きが続くと、
結局、何年経っても
動けないままになってしまいます。

HSS型HSPが動けなくなる理由

HSS型HSPの中では、
相反する2つの力が同時に働いています。

好奇心は、新しいものへ、
まだ知らない場所へと引っ張ります。

繊細さは、リスクや違和感を
人より早く察知して、立ち止まらせます。

どちらも、本来は自分を守り、
豊かにするための力のはずです。

でも、この2つが同時に強く働くと、
アクセルとブレーキを同時に踏んでいる
ような状態になります。

前へ進みたい気持ちがあるのに、
進めない。

動けない自分を、
繊細さのせいにしたり、
好奇心が足りないせいにしたりする。

そうやって、気質のせいにすることで、
余計に動けなくなっていくこともあります。

他人の目にさらされたとき

動いていると、自分の中の疑問だけでなく、
周りの目にもさらされます。

私自身、いろいろなことを
試している時期に、

「いろいろ探し続けてばかりだと、
きりがなくなってしまうで。」

と言われたことがあります。

当時は、その言葉を聞いて、

「今の自分のやり方は
間違っているのだろうか」

と少し戸惑いを感じました。

でも、よく考えてみると、
その言葉は「最初から一つに決めて、
まっすぐ進むべきだ」という

物差しから出てきたものだった
のだと思います。

私にとっては、あちこち
試すこと自体が、探っている
プロセスそのものでした。

他人の言葉を、自分の中に
軸がないまま受け止めると、
簡単に揺さぶられてしまいます。

軸というのは、「これが正解だ」と
確信していることではなく、

「今は探っている途中だ」

と自分自身が納得していること
なのだと思います。

それさえあれば、外からどう見えるかに、
必要以上に振り回されずにいられます。

HSS型HSPがやりたいことを探しながら本を読む女性のイメージ

やりたいことが見えなくても動いていい理由

「わかる」と「動く」の間には、
実は大きな距離があります。

情報を集めること、
自分の気質を理解すること、

それ自体はとても大切です。

でも、それだけでは
動いたことにはなりません。

動くというのは、もっと小さくて
簡単なことでいいのだと思います。

  • 気になっていることを、ひとつだけ調べてみる
  • 「これじゃなかった」とわかることも、
    前進のひとつだと捉える
  • 完璧に納得してから始めるのではなく、
    納得は動きながら後からついてくると考える

小さく試してみて、違うと感じたら、
また別のものを試す。

その繰り返しの中で、少しずつ
輪郭がはっきりしてくる。

「これが正解だ」とわかってから
動くのではなく、

動きながら「これは違う」「これは近い」
を積み重ねていく。

それが、見えないままでも動く
ということなのだと思います。

結び

気質を理解することも、
やりたいことを言葉にすることも、
大切な一歩です。

でも、そこで止まってしまったら、
せっかくの理解がもったいないと思います。

小さくていいので、今日、
何かひとつだけ動いてみてください。

それが、次の輪郭を見せてくれるはずです。

やりたいことは、頭の中だけでは
見つかりません。

小さな行動を積み重ねる中で、
少しずつ自分らしい形になっていく
ものなのだと思います。

一人で動き出すのが難しいと感じたら、
モニターカウンセリングで
一緒に整理していきましょう。

いきなりカウンセリングは
少しハードルが高い、という場合は、

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