真面目すぎてしんどいのは性格のせい?|原因と楽になる方法

真面目すぎると言われて傷ついた女性 心と身体を整える
「真面目やな」その一言が、なぜか胸に刺さる。



「真面目やな」

なぜかグサッとくる一言。
またか。

大人の書道教室へ通っていた
ときのことです。

生徒全員が検定試験を受ける
ことになり、みんな集中して
練習していました。

そんなある日、
隣の生徒さんがふと私に言いました。

褒められているわけではない。
どこか距離を置かれたような、
あの微妙なニュアンス。

相手にとっては、
何気ない雑談のつもりかも
しれないけど、

自分だけが
「冷や水を浴びせられた」
ような感覚。

「真面目すぎる」と言われる
たびに感じる、
あの”グサッ”と刺さる痛み。

あなたにも、そんな経験はありませんか?

真面目に生きているだけなのに、
なぜか「生きづらい性格」
みたいに扱われてしまう。

真面目すぎることで、
自分が一番疲れてしまう。

でも、それはあなたの
性格のせいではありません。

実は、真面目すぎる状態には
身体的な理由があります。

その仕組みがわかると、
「気楽にやろう」が
通じなかった理由も、

自分を責めなくていい理由も、
自然と見えてきます。

この記事のポイント

  • 真面目すぎるのは性格ではなく「身体の緊張状態」
  • 「気楽にやろう」が通じないのは「脳の仕組み」のせい
  • 真面目さを手放す必要はない
  • 身体が整うと、真面目さが才能として機能し始める

「どうして私ばっかりしんどいんだろう」

という謎が解け、
明日から少し息がしやすくなる
ヒントをお届けします。


真面目すぎてしんどいのは性格ではなく、身体の緊張状態


「真面目すぎる」と言われる人は、
たいてい以下のような状態が
日常になっています。

  • 仕事中、ずっと気が張っていて
    リラックスできない
  • ミスをするたびに必要以上に落ち込む
  • 休みの日も「何かしなければ」
    と焦ってしまう
  • いつも呼吸が浅く、
    お腹ではなく胸だけで息をしている
  • 休んでいるつもりでも、
    常に肩や首がガチガチに凝っている

思い当たるものはありましたか?

これは、身体が「ずっと戦闘モード」
になっているサインです。

人間には、緊張したときに
働きやすい交感神経(アクセル)と、

リラックス時に優位になりやすい
副交感神経( ブレーキ)がある
と言われています。

真面目すぎる人は、
このアクセルが踏みっぱなしに
なりやすい傾向があります。

アクセルを踏み続けたまま走る
車を想像してみてください。

エンジンは常にフル回転。
燃料はあっという間に減り、
部品も傷みやすくなります。

あなたの身体も、今まさにその状態です。

交感神経が優位になりすぎると、
心理的にも視野が狭くなり、
小さなミスも大問題に
見えやすくなったりします。

つまり、あなたが疲れているのは、

身体が緊張しっぱなしで、
お休みモードに切り替わらなく
なっているだけなのです。


真面目すぎる人が疲れる本当の理由


「もっと気楽にやってみたら?」

そう言われて、
実際にやってみるものの、

なぜか余計に力が入って
しまったことはありませんか。

それは脳の仕組みが関係しています。

脳には大きく分けて2つの役割があります。

  • 前頭前野:柔軟に考える、客観的に判断する、感情をコントロールする
  • 扁桃体:危険を察知して心と体に「警報」を鳴らす


リラックスしているときは、
理性を司る「前頭前野」がしっかり働きます。

身体が緊張状態になると、
扁桃体が過敏になり、

前頭前野の働きが低下することが
心理学や脳科学でも分かっています。

だからこそ、どれだけ頭で
「気楽にしよう」と思っても、

身体が緊張していると
心がついてこないのです。

脳が「ピンチモード」のままでは、

  • 柔軟な発想ができない
  • 「まあいいか」と思えない
  • 小さなことが気になって仕方ない

という状態になってしまうのは、
ある意味で身体の正常な防衛反応なのです。


真面目すぎる人が他人に厳しくなってしまう原因


「なんでこんな簡単なことが
できないんだろう」

「どうして誰もルールを守らないの?」

誰かのミスやルーズな部分を見たとき、
そんなイライラが湧き上がって
止まらなくなったことはありませんか?

自分でも
「こんな狭い心でいたくない」
とわかっているのに、止められない。

身体が緊張状態にあるとき、
脳は「危険を探すモード」になっています。

そのため、自分のミスだけでなく、
「他人のミスや不完全さ」までも、

自分を脅かすものとして
自動的にジャッジしてしまうのです。

身体が緊張しているから、
他人の言動が「危険信号」として
目に飛び込んできてしまうだけなのです。


真面目すぎる性格を無理に変えなくていい理由



以前の職場で、私はよく
書類の小さな間違いに気づき、
指摘していました。

「よくそんな細かいところまで気がつくね」
と言われることもありました。

正直、周りからは
「細かい面倒な人」だと
煙たがられていたと思います。

でも、気づいてしまうし、
見過ごすことができない。

「もっと適当にやれば楽なのに」と、
自分の性質に
嫌気が差したこともありました。

でもある日、他部署の方から、
私の上司が私のことを
褒めていたと聞きました。

その瞬間、胸の奥がふっと
軽くなったのを覚えています。

「私は、間違っていなかったんだ」と。

真面目すぎると言われる
あなたの性質は、
弱さでも欠点でもありません。

細部まで気を配れる丁寧さ。
ミスを見逃さない誠実さ。

それは、誰もが持てるわけではない、
あなたの大切な「才能」です。

私自身、「身体を緩めること」を
意識するようになってから、

不思議なことに周りから
「真面目すぎる」と言われることが
ほとんどなくなりました。

何かに集中しているとき、
周りの人の言動が気になって
イライラしたとき、

呼吸が浅くなっていませんか?


4コマでわかる|真面目すぎてしんどい理由

真面目すぎる原因を解説した4コマ漫画

💡 今日からできる「ゆるめる」3ステップ

  1. 気づく
    あ、力が入っているな、と気づく
  2. 感じる
    どこが固まっている?身体の声に耳を澄ます
  3. ゆるめる
    「はぁ〜」と口から細く長く
    息を吐き出して、肩の力を抜く

今、この記事を読みながらでも、
一度「はぁ〜」と息を吐き出してみてください。

身体をゆるめる3ステップのイラスト図解


別に、真面目な私のままでいい。

そんな自分を無理に
大好きにならなくてもいい。

でも、嫌う必要も一切ない。

そうやって
身体から緩めていくことで、

少しずつ自分自身を
許せるようになり、

周りのことも気にならなく
なっていきました。

あなたがその素晴らしい才能を
「しんどさ」としてではなく、

心地よく活かすために必要なのは、

性格を変えることではなく、
身体の緊張を整えることです。


まとめ

「真面目すぎる」と言われるたびに
傷ついてきたあなたへ。

それはあなたの性格の問題ではありません。

身体がずっと緊張状態にあるから、

視野が狭くなり、
完璧主義が強まり、
他人にも厳しくなってしまう。

「気楽にやろう」が通じないのも、
意志が弱いからではなく、
脳と身体の仕組みの問題です。

真面目さは、あなたの素晴らしい才能です。

責任感、丁寧さ、誠実さ、やり遂げる力。
本来はすべて、あなたの強みです。

ただ今は、その才能が”しんどさ”
として出てしまっているだけ。

だから真面目さを手放す必要はありません。

身体の緊張を整えてあげるだけで、
真面目さは”しんどさ”ではなく、
あなたを輝かせる最大の武器(才能)に変わります。


「真面目すぎてしんどい」あなたへ

「真面目すぎる苦しさ」は、
考え方(思考)だけを変えようとしても、

気づくと元のしんどさに
戻ってしまうことがあります。

長年の緊張状態が、
身体の反応として染みついているからです。

だから私のカウンセリングでは、

思考・感情身体の3つを切り離さず、
一緒に整えていくことを大切にしています。

身体の緊張がゆるんでくると、
自然と変化が訪れます。

他人の言動に振り回されにくくなり、
休むことへの罪悪感が減り、

「まあいいか」と思える瞬間が
少しずつ増えていきます。

一人で抱え込まず、まずはここから、
しんどさだけを少しずつ緩めていきませんか。

うまく話せなくても大丈夫です。

今どんなことでしんどいのかを、
一緒に整理するところから始めています。

頑張りすぎてしまうあなたが、
安心して力を抜ける場所で
ありたいと思っています。

現在、真面目に頑張りすぎて
しんどい方のための
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